2017年9月28日木曜日

トレステのバックアップはマメに取りましょう

トレステを使い始めた人への第一アドバイス。

「バックアップは忘れずに、マメに取りましょう」

PCを使う際にバックアップは必須。もちろんトレステも。

手間暇をかけ作り上げた取引環境が、トラブルによって一瞬で消え去り途方に暮れぬためにも。特に、EasyLanguageプログラミングする人は、自作のインジケータやストラテジーは必ずバックアップしておこう。

<バックアップについて>

トレステには、細かなバックアップ機能が備わっている。

Snap_2017-9-28_No-00

これがバックアップ設定画面

・分析テクニック&ストラテジー
・ワークスペース
・カスタムシンボルリスト
・スキャン
等々

必要なコンポーネントを取捨選択しバックアップすることができる。 さらに、自動バックアップのスケジュール設定、バックアップ履歴の保持数も設定可能だ。ここまで細かいバックアップ機能を持つ取引ツールはない。

バックアップファイル(.tsa)のサイズはそれほど大きくない(私の場合40-50MB程度)ので、対象コンポーネントの選択で迷う場合は、ひとまず全部にチェックをいれておけばよい。(復元時に不要なものは取捨選択可)

さらに、SSDやHDドライブが万が一クラッシュした場合に備えて、バックアップファイルは他のドライブに保存しておくのがよい。

(デフォルトでは、バックアップファイル(.tsa)はインストールフォルダ、C:\Program Files (x86)\TradeStation 9.5\、と同じドライブにある隣のフォルダ、C:\Program Files (x86)\TradeStation Archives\、に保存される)

最後に、

新たにインストールした直後には不要と思うかもしれないが、念のためバックアップを取ろう。

これは、今後トレステをカスタマイズし、設定がゴチャゴチャしてわからなくなってしまい、一度リセットしたくなった場合に備えるためのバックアップ。このファイルを復元すれば、簡単にまっさらの環境からやり直すことが可能だ。

もし何か不具合があった時にも、すぐにアンインストールして、再インストールする非常に面倒な手順を踏む前に、まずは初期設定に復元して動作の確認をする手もあるからだ。

2017年9月26日火曜日

単純移動平均線の傾き

EasyLanguageで単純移動平均線(以下SMA)の傾きをどうやって表記するか。

最初は単純化して、5日間の単純移動平均線(5dSMA)で考えてみよう。

5dSMAは、当日を含む過去5日の終値の平均値。

EasyLanguageでは、

5dSMA = (Close[4] + Close[3] + Close[2] + Close[1] + Close[0]) / 5

となる。(関数を使うことで、AverageFC(Close, 5)としても表記可)


つぎに、

SMAの傾き(以下MASlope)は、SMAの変化量(一本前のSMAと当日のSMAの差)を、期間(当日と前日=1)で割ったもの。

MASlope = (SMA[0] - SMA[1]) / 1 = SMA[0] - SMA[1]

つまり、一日前のSMAとのSMAの差である。
(チャートにSMAを表示させればひと目でわかるので、わざわざ上の長い説明は必要ないんだけどネ)

この2つの差は移動平均線の定義から同様に、 (Close[0] - Close[5] ) / 5 で表すことが出来る。

・5日前の終値が、当日の終値よりも高ければ、SMAは増加、傾き上昇
・5日前の終値が、当日の終値よりも安ければ、SMAは減少、傾き下降


余談だが、5日前と当日の終値の差(大小)を比較するというテクニカル分析は、モメンタムでも使われており、

MASlope = Momentum(Close, 5) / 5 という表記も可能だ。(使わないけど(笑))


傾きの話に戻すと、5日単純移動平均線の傾きは、

5dSMASlope = (Close[0] - Close[5] ) / 5

これを一般化して、n日単純移動平均線の場合は、

ndSMASlope = (Close[0] - Close[n] ) / n

実際にコードを書く場合は、期間をinputで任意で指定できるようにし、次のように表すことが出来る。

---
input: int Length(5); //計算期間
var: double SMASlope(0); //移動平均線の傾き

if Length > 0 then
SMASlope = (Close[0] - Close[Length]) / Length;

Plot1(SMASlope, "移動平均線傾き");
---

余談:
トレステには、TLSlope TLSlopeEasyというトレンドラインの傾きを計算する関数もあるので、興味のある人はヘルプをご覧あれ。

2017年9月20日水曜日

よりによって今、障害発生

9月19日午前、トレードステーションから注文ができない不具合、障害が発生した。

以下は、翌20日朝7時現在のサポートサイトの掲示内容。

障害・メンテナンスのお知らせ

【内容変更】2017/9/20のトレードステーション口座の注文はウェブサイトで受け付けます

(2017/9/20 6:45更新)
2017/9/19(火)に発生いたしました「トレードステーション」のPCおよびモバイルプラットフォーム(以下、「トレードステーション」)の注文不具合の発生に伴い、同日10:47頃、トレードステーション口座のお客様がマネックス証券ウェブサイト(以下、ウェブサイト)からご注文いただけるよう設定切替を行いました。

2017/9/20(水)のお取引につきましては、20日午前6時頃より「トレードステーション」からの注文受付を再開する予定でしたが、事象究明に時間を要したため、根本原因の解決が間に合いませんでした。

そのため、「トレードステーション」の注文受付は、明日21日にサービス再開(※)予定とし、本日20日はウェブサイト(スマホ用ウェブサイト含む)でのお取引をお願いいたします。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
(※)「トレードステーション」の株価データ配信、分析機能は利用可能です。 9/19 10:47以前に「トレードステーション」から発注した注文の約定状況は、確認可能となっております。
そのため、お取引前にウェブサイトにて必ず注文約定状況、約定状況更新後の信用保証金維持率および追証判定状況をご確認くださいますよう
お願いいたします。

なお、再開時間以前に「トレードステーション」から発注された注文で、有効期限に
2017/9/20以降の日付が指定された注文は再開時点ですべて失効しております。

誠に申し訳ございませんが、ご注文につきましては以下ご留意くださいますようお願いいたします。

・昨日19日までに「トレードステーション」から20日以降の日付を指定した注文を発注されたお客様で、20日以降の日付を指定した注文を発注されたお客様は、
再度発注を行ってくださいますようお願いいたします。
・20日以降の新たな注文は、あらためてウェブサイトから発注を行ってくださいますようお願いいたします。
・本日(9/20)ウェブサイトで受付可能な注文有効期限は「当日中」のみとなります。
なお、不具合発生前に発注済のご注文があり、影響のあったお客様には個別にご案内いたします。

トレードステーション サポートダイヤル
0120-010-655 (携帯電話・PHS 03-6737-1637)
お客様にはご迷惑をおかけいたしますこと、お詫び申し上げます。

復旧の予定が遅れて、本日(9/20)もトレステからの発注はできなくなった。(ウェブからは可能)

先週末からtwitter上でトレステの話題が増え始め、新たな参加者が見込まれた「よりによって今」障害の発生は冷水を浴びせる結果となり、非常に残念である。

もちろん、完全なシステムはありえない。必ず障害は起きる。他のネット証券会社でも、障害が発生している。しかし、翌日まで完全復旧できず尾を引くのは珍しいのではないか。

サーバへのアタックなどの外部要因、機器、回線の故障不具合など内部要因ならば、復旧までにここまで時間がかかることはないだろう。

お知らせにはこう記してある。

事象究明に時間を要したため、根本原因の解決が間に合いませんでした。

この内容から推測すると、システムの根本(プログラム)に欠陥があったのではないか。もしそうならば、よろしくない。非常にマズイ。

オンライン証券会社にとって、システムの安定性は生命線である。そこに疑問を感じさせるトレードステーションは、今回、個人投資家に大きな失望を与えた。

ただ、被害を受けた人には申し訳ないが、システムに障害はつきもの。文句を言っても仕方がない。早い復旧を願うしかない。

一所懸命復旧に尽力されているトレステの中の人、お疲れでしょう。頑張ってください。

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ここだけの話:
超級(スーパー)個人投資家が、障害に関するつぶやきがなかった。彼らは口座は開いているが、取引はしてないと思われる。この事実は、、、(略
・これで、「やっぱりマネックスは使えねぇ!」と愛想をつかすのか、いや、この障害を経験克服すればシステムはより安定性を増すだろう。だからトレステ口座で本格取引するよい契機になると思う。あなたはどっち?

・追記 復旧の目処が立った模様。よかったですね。

【重要】2017/9/21 朝 トレードステーションからの注文受付を再開します

(2017/9/20 19:35更新)
2017/9/19(火)に発生いたしました「トレードステーション」のPCおよびモバイルプラットフォーム(以下、「トレードステーション」)の注文不具合の発生に伴い、トレードステーション口座のお客様はマネックス証券ウェブサイト(以下、ウェブサイト)で注文を受付けておりました。
大変ご不便をおかけしておりましたが、不具合に関する根本原因の解決ができたため、2017/9/21(木)午前6時頃より「トレードステーション」からの注文受付を再開する予定でございます。
なお、9/20大引け以降にウェブサイトより発注された2017/9/21の予約注文は再開時点ですべて失効いたします。
9/21以降の新たな注文は、9/21 午前6時以降に発注を行ってくださいますようお願いいたします。
お客様にはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、いましばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

【復旧】2017/9/21 トレードステーションからの注文受付を再開しました

(2017/9/21 7:20更新)
2017/9/21 6:24、トレードステーションからの注文受付を再開いたしました。
ご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。

2017年9月13日水曜日

トレードステーション日本版で一部の米国株が表示できる

日本版のトレードステーションのレーダースクリーンに、米国株のシンボルを適当に入力したところ、、、

表示された。おぉ!

Snap_2017-9-13_No-00

じゃぁ、もしかしてチャートも?

表示された。おぉ!

Snap_2017-9-13_No-01

わかったこと
・一部の銘柄のみ表示される
・表示できる銘柄とできないものの区分は不明
・データは15分遅れ
・レーダスクリーンは時間外も更新されている

で、それでどうするの?と聞かれると、、、

うーん、どうにもこうにもねぇ、、、使い途はないです (^^ゞ

2017年9月9日土曜日

トレステフォーラムのEasyLanguageの学習方法について

表題に関するトレードステーションの公式フォーラム内のやりとりを読んでふと思ったこと。


質問者:
・初心者です
・プログラム売買をやりたい
・EasyLanguageはどう学べばいいですか?

回答者:
・EasyLanguageはトレードステーション上でしか利用できないトレード専用言語
・プログラミング初心者は他言語でプログラミングの基礎を勉強してから始めることを勧める
・学習方法は、自分に合うものを見つけて

その後の展開、

質問者:あれこれ言い訳して、回答者のアドバイスを守る気なし

回答者:(そうなるだろうと思っていたが、実際にやられて)気分を害する


要約すると以上のような、ほのぼのとした(カッコ)状況になっております。


EasyLanguageを学びたいのに、それとは違う言語を学ぶ。これは一見遠回り、無駄に感じられるかもしれない。

「オレは早くプログラムを組み、株の自動売買をやりたいんだよ!なんでわざわざ、、、」
質問者は、おそらくこんな思いを抱いているだろう。

しかし、プログラミングを全く学んだことのない人にとって、回答者のアドバイスは適切だと私は思う。

その道のベテランになると、自分が学習経験した過程から初心者がつまずく箇所がわかるし、こうやれば効率的にできるだろうという勘所を心得ている。プログラミングの基礎がなければ、与えられた完成コードは利用できても、将来にわたって自力でオリジナルなコードを書いていくことは難しいと思う。

「つべこべ言わずに、まずは言われたとおり忠実にやってみろ!文句はそれからだ」

こう申し上げたい。


もちろん、どうしてもやりたくないなら、その人からもらったアドバイスを実行しなくても構わない。ただし、その代わりに今後その人からは助言を受けられなくなる覚悟をしておくこと。

有料セミナーで、質問者がお金を払っているケースならば、 「お金払っているんだから、ちゃんと分かるようにしてください」 と文句を言うことも若干理解できなくはないが、トレステは利用料ゼロ、フォーラムもタダ、EasyLanguage関連資料も無料、これで文句を言うのは、、、(略